しゃがめない原因は足首ではない?〜うんこ座りができない本当の理由〜
「うんこ座りができない」
「しゃがもうとすると後ろに倒れそう」
「脛がパンパンに張って深くしゃがめない」
こういった悩みを抱えている方は意外と多くいます。
そのとき、多くの人がこう考えます。
「足首が硬いからしゃがめないんだ」
しかし、実際の身体の使い方を見ていくと、しゃがめない原因は足首ではないケースがほとんどです。
むしろ、足首は被害者であることが多いのです。
今回はしゃがめない人の身体で何が起きているのか、そして改善するための具体的なエクササイズを解説していきます。
しゃがめない人の多くが勘違いしている「足首の問題」
しゃがもうとしたときに
- 後ろに倒れそうになる
- つま先が浮いてしまう
- 脛がパンパンに張る
こういった状態になると、多くの人が「足首が硬い」と考えます。
確かに、足首の可動域が少ないとしゃがみにくくなるは事実です。
しかし臨床で実際に身体を見ていると、しゃがめない人のほとんどは足首ではなく股関節の問題です。
つまり、足首が悪いからしゃがめないのではなく、股関節がつかえていない結果として足首に負担がかかっているいう状態です。
股関節が使えないと重心が後ろに逃げる
しゃがめない人の動きを観察すると、共通する特徴があります。
それは“股関節が引き込めていない“ということです。
しゃがむ動作は本来、
股関節が後ろに引き込まれる→重心が前方へ移動する→スムーズに身体が沈んでいくという流れで起こります。
しかし股関節がうまく使えないと、この動きが起こりません。
するとどうなるかというと、
股関節が引き込めない→重心が後ろへ引っ張られる→後ろに倒れそうになる→それを支えようとして脛を張らせるという状態になります。
つまり、脛が張るのは原因ではなく結果なのです。
足首をほぐしてもしゃがめるようにならない理由
しゃがめない多くの人はSNSなどで「足首のストレッチ」などを検索して試しています。
もちろん足首の可動域が改善すれば多少しゃがみやすくなる可能性はあります。
しかし、根本原因が股関節にある場合、足首ばかりケアしてもしゃがめるようになりません。
むしろ足首は、本来の役割以上に頑張らされている状態です。
それなのに毎日ゴリゴリほぐされている。
言ってしまえば、足首は完全に被害者なのです。
まずは足首を疑う前に、「股関節がちゃんと使えているか」ここを確認する必要があります。
正しくしゃがむために重要な3ステップ
股関節を正しく使えるようになるためには順序が重要です。
今回紹介する方法は、
- つまりをとる
- 可動域を作る
- 正しい動きを学習する
という流れで行います。
エクササイズ①TFLボール
まずは股関節の前外側の筋肉を緩めます。
骨盤の前にある出っ張った骨(上前腸骨棘)から指3本分くらい下にボール(ストレッチボール)を当てます。
そのまま横向きに体重をかけていき、

Screenshot
これを1分以上行います。
※無理して動かす必要はありません
エクササイズ②お尻のストレッチ(gluteS S)
次に股関節の後ろ側を使えるようにしていきます。
【やり方】
①股関節と膝が90度になるように座ります(卍に形)
②前足の大腿骨方向に伸ばしていく
※おへそを遠くに伸ばしていくイメージで倒れましょう
お尻のストレッチ感があればOK
これを1分行います。
エクササイズ③ヒップスラスト
これは股関節を正しく使う練習です。
【やり方】
①四つ這いになります。
※このとき肩の真下に手、股関節の真下に膝を置きましょう
②背中を地面にまっすぐにします
③背中をまっすぐにしたままお尻を踵に近づけていく
※腰が丸まらないように意識してください
股関節が引き込まれていく感じがあれば良いです
これを10回丁寧に行います。
うんこ座りできる人は順番を守っている
この3つエクササイズは、筋肉を緩め、可動域を作り、動きを覚えると言う順番で行うことが重要です。
この順序を守ることで、
- 股関節の詰まり
- 可動域
- 正しい使い方
この3つが同時に改善されます。
その結果、後ろに倒れずスムーズにしゃがめるようになります。
しゃがめない人は身体の使い方を間違えている可能性が高い
実際施術をしていても、「足首が硬いと思っていた」「ストレッチしても改善しなかった」という方が多く来院されます。
しかし身体の使い方を見ていくと、股関節の使い方を修正するだけでしゃがめるようになるケースは非常に多いです。
もし、
- しゃがむと後ろに倒れる
- 脛がパンパンに張る
- しゃがむと股関節が詰まる
こういった症状がある場合は、足首ではなく股関節の問題かもしれません。
しゃがめない原因を根本から改善したい方へ
ネーム鍼灸整骨院にご相談ください
当院は
- 股関節の詰まり
- しゃがめない原因
- 身体の使い方
を細かく評価しながら、運動療法で動作の再教育を行なっています。
その場だけ楽になる施術ではなく、「なぜここに痛みが出たのか」「どうすれば再発しないのか」ここまで含めて改善を目指します。
もし「しゃがめない」「股関節が詰まる」「階段や歩行で股関節が痛い」
こういった悩みがある方は、一度当院にご相談ください。




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